同じ「ing」なのに意味が違う?|動名詞と進行形の見分け方

小学生が中学校の英語の教科書を使って学習している様子
小学6年生:実際に中学校で使用していた教科書(改訂前)を使って先取り学習中。

英語を学んでいると、単語の最後に「ing」がついた形をよく見かけますよね。

たとえば、

Swimming is fun.
(泳ぐことは楽しい)

I am swimming.
(私は泳いでいます)

どちらも「swimming」という形が使われています。

でも、この2つの英文では、実は「swimming」の役割が違うんです。

今回は、学校英語でも大切な「動名詞」と「進行形」の違いを、身近な例文で見ていきましょう!


1.「〜すること」を表す動名詞

まずは、動名詞のおさらいです。

動詞に「ing」をつけると、「〜すること」という意味で使える場合があります。

これが動名詞です。

たとえば、

Swimming is fun.
(泳ぐことは楽しい)

この文では、「泳ぐこと」が楽しいと言っています。

主語になっているのは「Swimming」、つまり「泳ぐこと」です。

ほかにも、

Reading manga is fun.
(漫画を読むことは楽しい)

I like playing the piano.
(私はピアノを弾くことが好きです)

という表現ができます。

「漫画を読むこと」「ピアノを弾くこと」のように、動作をひとまとまりのものとして表せるんですね。


2.「今〜している」を表す進行形

では、こちらはどうでしょう?

I am swimming.
(私は泳いでいます)

この文にも「swimming」があります。

でも、ここでは「泳ぐこと」という意味ではありません。

「am swimming」で、今、泳いでいるところだと表しています。

これが現在進行形です。

現在進行形は、基本的に

be動詞 + 動詞のing形

で作ります。

たとえば、

I am reading a book.
(私は本を読んでいます)

She is playing the piano.
(彼女はピアノを弾いています)

このように、今している動作などを表すときに使います。


3.見分けるポイントは「文の中での役割」

ここまでを整理すると、次のようになります。

英文ing形の役割
Swimming is fun.「泳ぐこと」が主語になっている
I like swimming.「泳ぐこと」がlikeの目的語になっている
I am swimming.be動詞と組み合わさって進行形になっている

同じ「ing形」でも、文の中でどんな働きをしているかによって、文法上の役割が変わります。

つまり、「ingがついているから動名詞」とは限らないということ。

英文を見るときは、形だけで判断せず、文全体を見て考えることが大切なんです。


4.ちょっと練習してみよう!

次の英文の太字部分は、動名詞でしょうか? それとも現在進行形でしょうか?

① Playing soccer is fun.
(サッカーをすることは楽しい)

② They are playing soccer now.
(彼らは今、サッカーをしています)

答え

① 動名詞
「サッカーをすること」が主語になっています。

② 現在進行形
「are playing」で、今サッカーをしていることを表しています。

どちらも「playing」ですが、文の中での役割は違いますね。


英語は、形だけでなく使い方を知ると面白い!

英語を学んでいると、同じような形なのに意味や働きが違う表現に出会うことがあります。

そんなとき、ただルールを暗記するだけでなく、

「この単語は、文の中でどんな役割をしているんだろう?」

と考えてみると、英語の仕組みが少しずつ見えてきます。

priere.の英語レッスンでも、問題を解くだけで終わらず、学んだことを自分の言葉で使ってみることを大切にしています。

自分の好きなことや、日常の出来事に置き換えて英文を作ってみる。

そうすることで、文法の知識が、実際に使える英語へとつながっていきます。

一つひとつの発見を楽しみながら、英語で表現できることを増やしていけたら嬉しいです。